
ごあいさつ
愛知県と公益財団法人科学技術交流財団では、産学行政連携の研究開発プロジェクト「知の拠点あいち重点研究プロジェクトIV期」を2022年度から実施しています。
このたび、「プロジェクトCore(コア) Industry(インダストリー)」の研究テーマ「塗膜/外用剤の次世代分子デザインに向けた3次元可視化法の確立」において、名古屋大学生命農学研究科 森林・環境資源科学専攻 森林化学研究室の青木 弾准教授らの共同研究チームは、水分を含む有機物試料を3次元で観察できる新規分析法を開発しましたのでお知らせします。
開発した新規分析法は、水分を含む食品、生体組織、工業材料等を実際の状態を維持したまま測定することで、より正確な情報を得られるようになり、製品開発や安全性の評価に役立てることが期待されます。
「知の拠点あいち重点研究プロジェクトIV期」新規分析法により含水有機物試料の3次元可視化を実現しました!~ナノからマイクロの領域における分子の存在状態を3次元で観察できます~(愛知県ホームページ)